新型iPad Proを示す4つの識別子とディスプレイファームウェアが、iPadOS17.5ベータから確認されたと、9to5Macが報じています。
これらの識別子は、11インチモデルと12.9インチモデルのWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルに対応するものであり、ディスプレイ種別は有機EL(OLED)で、サプライヤーは2社であることも判明しています。
また、11インチOLEDディスプレイは当初、Samsung Displayのみが供給する予定でしたが、LG Displayも新たに製造を開始した模様です。これが、新型iPad Proの発表が遅れることになった主な要因との指摘があります。
新型iPad ProはiPadOS17.4をベースにしたものがインストールされて出荷されると噂されていますが、iPadOS 17.5に変更される可能性も考慮されています。
Wi-Fiモデル2種類、Wi-Fi+Cellularモデル2種類の識別子か
9to5Macによれば、iPadOS17.5ベータから発見された識別子は、以下の4種類です。
- iPad16,3
- iPad16,4
- iPad16,5
- iPad16,6
これらは、11インチモデルおよび12.9インチモデルの、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルのものと予想されます。
11インチOLEDディスプレイの製造台数不足が発売遅延の原因と指摘
また、ディスプレイファームウェアも確認されており、ディスプレイ種別は有機EL(OLED)で、サプライヤーは2社であることも判明したと9to5Macは述べています。
新型iPad Pro用OLEDディスプレイは、LG Displayが11インチと12.9インチを、Samsung Displayが11インチのみを供給するとみられています。
11インチの有機EL(OLED)ディスプレイは当初、Samsung Displayのみが供給する予定でしたが、歩留まり率が低かったため、LG Displayも新たに製造を開始した模様です。
これが、新型iPad Proの発表が遅れることになった主な要因との指摘があります。
情報:9to5Mac